「ピアスをあける」について。当日や開けた後の注意点まとめ
「ピアスをあける」となると初めての方は緊張であったり決心が必要ですね。
「痛いんじゃないか」「うんじゃったらどうしよう」「神経があるんでしょ?」などいろいろなうわさがある中で、不安をもつことも多いと思います。
今回、実際にピアスをあけた経験と、あけてから考えたことなどを書いていきたいと思います。(個人的な意見もいくつかあります。)
Table of Contents
ピアスをあけた日について
仕事柄ピアスはあまりいいものとされておらず、色味のあるファーストピアスでの出勤は避けたいと考えていました。
ちょうど1か月ほどの長期休みができたので、「今だ!」と思い決心しました。
ピアスをあける際に前もって考えておかなくてはならないことだと思います。
ファーストピアスは、ピアスホールの安定のために基本的に1か月ほどは外さないでおく必要があります。
しかしファーストピアスのほとんどが色味のあるものです。私が行ったクリニックでは13種類(誕生石プラスパール)の色から選びましたが、透明はありませんでした。
そのため、あけてから1か月はファーストピアスをつけっぱなしでいても良い環境かどうかを考えてうえで計画的に開けた方が良いでしょう。
清潔の保ち方
・ファーストピアスのとき
こちらはクリニックでもらった注意書きです。
ファーストピアスのときのことが書かれています。
間違えやすいのは、「消毒」についてです。消毒はせずに、石鹼の泡で洗うことで肌に負担をかけすぎずに清潔をたもてます。
また、ファーストピアスは1カ月ほど外せないため、ピアスを少しずつ前後に動かして隙間もきれいにする必要があります。
ピアスホールが安定していない時期は痛むこともありますが、清潔を保ち、トラブルなくファーストピアスを卒業できるようにしましょう。
・ファーストピアス卒業後
ピアスホールの洗浄は引き続きおこなって清潔を保つ必要があります。
とても垢がたまりやすいので、可能な限りピアスを外した状態で1日1回は石鹸で洗うようにしましょう!
1日に何度も取り外すのと負担になってしまう場合は、入浴時も装着OKなセカンドピアスを選ぶようにしましょう。
ちなみに私は、ピアスホールが落ち着いてからは、入浴時以外も気になった際に洗うようにしています。それくらい垢がたまることを実感しますよ。
クリニックであけることがおすすめ!
私はかかりつけの皮膚科で医師にあけてもらいました。保険外のため1ホール3300円と高価でしたし、あける瞬間は痛みがありました。
しかし、「問題があったときはすぐにきてください」とサポートがあったので安心でした。
実際にはなにもトラブルなく落ち着きましたが、安心してあけられるのは非常に大きいので、高価であってもクリニックであけることをおすすめします。
日常生活で気を付けること
ピアスをあけてからこれまで気付かなかった注意点がいくつかあることがわかったので、まとめていきます。
・かぶるトップスに注意
どうしても服をかぶるときに耳にあたってしまいます。首元が広いものであればひっかかりにくいですが、冬などの首元が狭いものや伸びにくいTシャツなどは、当分避けるようにした方が良さそうです。
・マスクに注意
耳にかけるタイプのマスクが特にピアスに引っかかって痛みを感じることがあります。
マスクのひもの位置が負担になっていないか、時々気にしたり、取り外しの際に気をつけるようにしましょう。
・美容室は要注意
個人的に完全に盲点になっていたのですが、まだファーストピアスのときに行ってしまい、何度もタオルなどに引っかかって痛い思いをしてしまいました。
現在は美容室のときはピアスは外すようにしています。
美容師さんにもご迷惑になってしまうので、ファーストピアスのタイミングでの美容室の利用は控えた方がいいと反省しました。皆さんもお気をつけください!
・ヘッドホンは当分お休み
耳全体を圧迫してしまうヘッドホンは耳も傷つける可能性があったり、ヘッドホン自体も傷付けてしまうことがあります。
ピアスホールが落ち着いて、ピアスを付けていないときや、でっぱりの非常に少ないシンプルなピアスをつけているときだけの使用にしましょう。
ピアスをあけてよかったこと
・おしゃれを楽しめる
やはり1番はこれです!
ピアスにしかないデザインのものが多いなぁと思うことはないでしょうか?
造りシンプルなので、イヤリングをピアスに変更することが自分でできます。
普段アクセサリーをあまりしない方やネックレスなどでは邪魔になってしまうけどアクセサリーはしたい!という方に特におすすめです。
・イヤリングのように外れてしまう可能性が低く安心
個人的に一番これが楽になりました!
お気に入りのイヤリングをして、落ちてしまい壊れて落ち込んだことがあり、それも踏まえてピアスをあけることにしました。
自然に落としてなくしたりしてしまうことがなくなったのは、とてもストレスフリーになりました。イヤリングと違って、運動なども気にせずできます。
・自信がもてる
「私ピアスしてるんだ」という自信にもつながりました。
おしゃれをすると自己肯定感が高まります。前向きになったり、アクティブになったりと、メンタル面でプラスになることも多いと思います。
ピアスをあけて大変なこと
・痛みをともなう
やはり1番の懸念でしょうか。
どうしても傷をつけるため、あける瞬間やあけた直後、ピアスが何かに引っ掛かった際に痛みがあります。
しかし徐々に落ち着いてきて慣れてきます。
初めてあける方は特に不安も大きく痛みを気にしやすいかもしれません。
つけたいピアスを探して気を紛らわせるようにすることをおすすめします。
・清潔を保てるようにする習慣づけが必要
毎日石鹸の泡で優しく洗う必要があります。
耳たぶなどを集中的に洗うことはこれまでなかなかしないことで、不慣れになりがちですが、毎日入浴のタイミングなどに流れでおこなっていけば習慣化が可能です。
最初はシャワーの水を直接あてるのも痛いこともありますが、徐々に痛みが消えて直接かけても問題がなくなってくるため、その変化を楽しむようにしましょう。
・最低1カ月はファーストピアスをつけっぱなしにしなくてはならない
1カ月ほどピアスを変えられないという我慢が必要です。
1カ月ファーストピアスでも大丈夫な環境を整えておきましょう。
・ファーストピアスのキャッチが固く作られているため、外すのに一苦労
一般的なピアスのキャッチは手で簡単に取り外しができますが、ファーストピアスはキャッチを壊して外すくらい固く固定されているものもあります。
実際に私のものも、ペンチをキャッチの穴に入れて、隙間を広げないと外れないものでした。これがとても苦労しました。慣れれば楽にできますが、痛むこともあり、たいへんだった記憶があります。
耳の後ろで見えにくいため、他の人にやってもらってもいいでしょう。
痛みが強い場合、1カ月にこだわらず、あと数日ピアスホールが安定するのを待ってからおこなうようにしましょう。
・仕事などTPOに合わせたピアスにする必要がある
3カ月ほどでピアスホールは十分安定しますが、それまでは閉じやすく、1日ピアスをつけていない状態にしておくと付けるときに痛い思いをすることがあります。
そのため基本的にピアスがNGな場所では、目立ちにく透明なピアスをつけるなど、TPOに合わせたピアスを毎日選択する必要があります。
・お金がかかる
クリニックでピアスをあけると、1ホールに付き、3000円前後の費用がかかります。
健康保険適用外のため、自費診療になるため、全額負担となります。
ピアスホールの位置によってはさらに高額になるため、前もって把握しておきましょう。
・育児中は十分な注意が必要
ピアスの部品は非常に小さく失くしやすいものが多いです。
特に小さなお子さんがいる家庭では、子どもが口にしないよう十分注意して管理しましょう。
まとめ・感想
大変なことが多数あることで「あけない方がいいのでは?」と思う方も多いのではないでしょうか。
ただし多くは簡単に習慣化できるものです。おしゃれを楽しむためにあける方がほとんどだと思います。楽しむためにピアスは自分に合っているのか十分考えた上であけるようにしましょう。
そしてあけた方は存分におしゃれを楽しんでください!