作家・加藤シゲアキの著書一覧と簡易解説・おすすめの本

 

国民的大人気アイドルグループ・NEWSのメンバーの加藤シゲアキさん。

作家としても、10年以上の活動をされており、10冊以上の著書と多くの連載を書いています!

肩書は、アイドル×作家だけじゃない?NEWS・加藤シゲアキについて語ります。

プロフィール 名前☆加藤シゲアキ(かとうしげあき) 本名☆加藤成亮 所属☆SA、NEWS 誕生日☆1987/7/11のかに座 出身☆大阪府(広島県生まれ、大阪府豊中市・神奈川県横浜市育…

 

ここでは、作家・加藤シゲアキの全著書を簡易解説とともに書いています。

 

著書一覧

初稿発売日2025年時点の売り上げ
(公開されている最低値)
2025年時点の増版数
(公開されている最低値)
1ピンクとグレー2012/1/28単行本・文庫本角川45万部29
2閃光スクランブル2013/2/28単行本・文庫本角川2.8万部5
3Burn.-バーン-2014/3/21単行本・文庫本角川2万部
4傘を持たない蟻たちは2015/6/1短編集単行本・文庫本角川7万部
5チュベローズで待ってる AGE22・322017/12/12単行本・文庫本扶桑社・新潮社15万部
6行きたくない2019/6/14アンソロジー文庫本角川
7できることならスティードで2020/3/6エッセイ単行本・文庫本朝日2.8万部
8オルタネート2020/11/19単行本・文庫本新潮15万部
91と0と加藤シゲアキ2022/9/30記念書籍単行本角川
10なれのはて2023/10/25単行本10万部発売前重版あり
11超短編! 大どんでん返し Special2023/12/6アンソロジー文庫本小学館
12あえのがたり2025/1/22アンソロジー単行本短編集3
13ミヤキス・シンフォニー2025/2/26単行本1.2万部

 

※売り上げ・増版数は、最低限公開されている数字です。現在の確実な数値ではありません。

 

著書解説(簡易・現在更新中)

ピンクとグレー

2012年刊行の処女作。

なんと約1か月半で書き上げた作品!

2016年1月、中島裕翔さん・菅田将暉さん主演で映画化も。公開2日間で動員7万人を突破し、興行収入6億円越えのヒット作に。

幼馴染の2人が芸能界で活動していくが、1人はスター俳優、もう1人は・・・そんな中衝撃的な出来事があり、さらにその後の展開も衝撃!!

 

ほてい。
ほてい。

アイドルとして表舞台に立つ人だからこそかける、芸能界の闇!
でもこれがアイドルの本気の処女作!?

 

閃光スクランブル

渋谷と芸能界を舞台にした2作品目。

芸能界の裏のこじれた人間関係にどんどん先が気になる作品。

ほてい。
ほてい。

この著書ファンも多い!

 

Burn.-バーン-

渋谷と芸能界を舞台にした3作品目。

渋谷で出会う様々な登場人物も面白いが、なかなかの展開に衝撃・・・。

ほてい。
ほてい。

個性的な登場人物も面白い!
それぞれの登場人物の視点から考えさせられる。

 

傘を持たない蟻たちは

個性豊かな短編集

その中でも「イガヌの雨」がとても人気!

ほてい。
ほてい。

そんなアイディアよく浮かぶなぁと、毎回ビックリ!

  

チュベローズで待ってる age22・32

就活に失敗した主人公がホストの世界へ。そこで巻き起こる展開にビックリしまくり!

お金・人間関係・友情・未来・プライド・・・様々な人間模様が重なり合うスピード感満載の展開にも注目!

ほてい。
ほてい。

なかなかのグロいシチュエーションもあり。

 

行きたくない

加藤シゲアキ、阿川せんり、渡辺優、小嶋陽太郎、奥亜希子、住野よるの6人の作家による短編集。

 

「行きたくない」加藤シゲアキ [角川文庫] - KADOKAWA

 

できることならスティードで

唯一のエッセイ集。

アイドルについての話や、これまでの経験からの考え方など、加藤さんの脳内を垣間見ることができる。

読みやすい文章でもあり、スラスラ気楽に読めるが、内容も充実して面白い。

 

加藤シゲアキ『できることならスティードで』公式サイト  

 

 

 

 

 

オルタネート

吉川英治文学新人賞受賞、直木賞ノミネート、高校生直木賞受賞した作品。

 

他の作品とは全然違う青春ものであり、”高校生限定の出会い系アプリ”という発想も面白い!

主に3人にスポットがあてられる展開だが、その3人がどのように関係していくのかも面白い!

ほてい。
ほてい。

あおあおしい考え方や「なんでそうなるの!?」というドキドキな展開も青春!

 

加藤シゲアキ『オルタネート』新潮社公式サイト

 

 

 

 

 

1と0と加藤シゲアキ

作家生活10周年記念に刊行された”加藤シゲアキの脳内”をみることができる本。

以前のインタビューや加藤さんの親しい作家の短編集も含まれており、ボリューム満点の書籍。

 

『渋谷と1と0と』の物語は、YouTubeで映像が公開中。

 

 

 

 

なれのはて

2回目の直木賞候補に選出された大作!

初めて”戦争”について書いた内容。

時空を越えて展開するミステリーに脱帽!

ひとつの濃密な映画をみたようなストーリー!

ほてい。
ほてい。

法学部出身の加藤さんの強さもみられる作品!

 

 

 

 

 

超短編! 大どんでん返し Specia

2000字で世界を反転させる大ヒット“超”短編アンソロジー、シリーズ第2弾!

ミステリー、SF、ホラー、歴史時代、恋愛など様々な内容で、計34人の作家の短編。

加藤さんのほかに、
浅倉秋成、麻布競馬場、阿津川辰海、綾崎隼、一穂ミチ、伊吹亜門、伊与原新、小川哲、織守きょうや、北山猛邦、京橋史織、紺野天龍、佐川恭一、澤村伊智、新川帆立、蝉谷めぐ実、竹本健治、直島翔、七尾与史、野崎まど、乗代雄介、藤崎翔、万城目学、真梨幸子、宮島未奈、桃野雑派、森晶麿、森見登美彦、谷津矢車、結城真一郎、柚月裕子、横関大、芦花公園(敬称略)

 

あえのがたり

能登半島応援チャリティ小説企画、売り上げは全額寄付。

今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキの 3 人の発起人と、朝井リョウ、麻布競馬場、 荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子という豪華な10人の作家による「おもてなし」をテーマにしたアンソロジー。

ほてい。
ほてい。

どれも個性的で、でも温かくとても読みやすい!
こんな形で寄付できるのはありがたい!

 

装丁は、なんと加藤さん自身で作成!

 

チャリティー小説刊行への思いや動きがYouTube動画として公開されています!

 

 

ミヤキス・シンフォニー

an・anの連載(2018-2022年)を経て、ついに単行本として刊行!

「ミヤキス」とは、犬と猫の遠い祖先。

 

『愛するということ』(著・フロム)をよくおすすめの本として紹介する加藤さんの”愛”についての解釈の一部を知れる!?

 

装丁は、加藤さんも大好きなヒグチユウコさん!

 

ほてい。
ほてい。

途中ででてくる「ゆきちゃん」にぜひ注目してほしいとのこと!

 

 

 

 

おすすめの本は?

ほてい。
ほてい。

個人的な考えで、「こんな人におすすめの本」をご紹介します!

 

Q.最初に読むべきおすすめは?

ほてい。
ほてい。

正直選ぶの難しい・・・
2冊に絞りました!!!

 

『なれのはて』または『オルタネート』です!

 

『なれのはて』

加藤さんらしさ全開の長編。

ほてい。
ほてい。

分厚いけどあっという間に読み終わる!
先がどんどんきになる展開も、加藤さんの魅力!

 

『オルタネート』

話の内容的には加藤さんらしさは少なめですが、アイディアや多視点の展開は脱帽!

こわい展開が苦手な方には特におすすめ!

 

Q.すぐ読み終わるものがいい人におすすめなのは?

短編集『傘を持たない蟻たちは』またはエッセイ『できることならスティードで』

 

『傘を持たない蟻たちは』

超個性的な短編がたくさん掲載されています。

ほてい。
ほてい。

ファン人気も高いお話も!

 

『できることならスティードで』

エッセイ集で、加藤さんのアイドルとしての話もとても面白い!そして読みやすい!

ほてい。
ほてい。

これを読むと、ゴーストライター説が否定される!

 

Q.学生におすすめの本は?

『オルタネート』

加藤さんの本は正直ショックも多い衝撃作も多いため、こわい話が苦手な高校生くらいまでの方には、『オルタネート』がおすすめ!

青春の思いにも共感できる、同じ高校生には特におすすめ!

 

Q.もっと加藤さんを知りたい人におすすめの本は?

『ピンクとグレー』

やはり衝撃の処女作は加藤さんを知るためには必読です!

最近の著書ともことなる初々しさもありつつ、「これが処女作!?」「アイドルが書いた本!?」と思う展開も改めて感動できる。

 

『1と0と加藤シゲアキ』

作家生活10周年の記念著書。

加藤さんの短編、戯曲、インタビューだけでなく、加藤さんの周りの作家の作品も含まれ、”どのように作家加藤シゲアキができているか”を垣間見れる作品。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です